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 第11回大会スケジュール

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第11回大会スケジュール  

日程  
  9:30 受付(南校舎5階)
10:00 開会
10:05
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10:20
基調講演(南校舎ホール)
国語科における「主体的・対話的で深い学び」とは
髙木まさき(横浜国立大)
10:20
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11:50
シンポジウム(南校舎ホール)
何が変わった?国語の授業はどう変わる?
新学習指導要領のポイントを考える

コーディネーター 冨山哲也(十文字学園女子大)
シンポジスト 鹿毛雅治(慶應義塾大)
黒田英津子(河津町立西小)
杉本直美(文部科学省)  [五十音順]
12:00
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13:00
昼食・休憩
13:00
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15:00
ワークショップ
A 友達と学ぶって楽しい!
―― 協働的な学びを実現する交流・対話とその評価[小]
松木正子 (前十文字学園女子大) /黒田英津子 (河津町立西小)
B 子どもを揺さぶり続ける物語の授業づくり[小]
青山由紀(筑波大附属小)
C 協働的に課題解決する力の土台づくり
―― 話す・聞く・対話する[中]
宗我部義則(お茶の水女子大附属中)
D 子どものやる気を生み出す
―― 「読むこと」の単元開きをどうしていますか?[中]
藤森裕治(信州大)/ 甲斐利恵子(港区立赤坂中)
E 自分の「ことば」を増やす授業
―― これからの語彙指導[小・中]
森山卓郎(早稲田大)/ 達富洋二(佐賀大)
F 思考力・判断力を育てる「第三段階の読み」の授業[小・中]
田中洋一(東京女子体育大)
13:00
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15:00
特別講座
児童・生徒全員で「わかる」「深まる」
授業のユニバーサルデザイン

小貫 悟(明星大)

講座Ⅰ[小・中]
体験しよう!これからの授業に生きる
「タブレット端末×デジタル教科書」

中川一史(放送大)/石川等(身延町立下山小)

講座Ⅱ[小]
国語の授業づくりを学び合おう
―― はじめから,そして,ていねいに
安田恭子(元新宿区立西戸山小)

※ワークショップ,講座は同時刻開催です。
なお,会場となる教室は,当日ご案内いたします。
15:00
   |
15:10
移動・休憩
15:10
   |
15:20

展望(南校舎ホール)
「私たちのために学ぶ」視点を整理する
甲斐雄一郎(筑波大)

15:20
   |
16:40

記念鼎談(南校舎ホール)
空色のタクシーに乗ったぐりとぐら,
のはらうたをうたう

あまんきみこ (作家) /工藤直子 (作家) /中川李枝子 (作家)


16:40
閉会





10:00 開会

10:05〜10:20
(南校舎ホール)
基調講演
国語科における「主体的・対話的で深い学び」とは
髙木まさき(横浜国立大・「ことばと学びをひらく会」会長)プロフィール

    新しい学習指導要領の小学校・中学校の国語では,「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」の1(1)に「単元など内容や時間のまとまりを見通して,その中で育む資質・能力の育成に向けて,児童・生徒の主体的・対話的で深い学びの実現を図るようにすること。」と明記されました。そこで,国語科における「主体的・対話的で深い学び」とは何か。また「言葉による見方・考え方」とはどのようなことなのか。国語の学習に即して,考えます。


10:20〜11:50
(南校舎ホール)
シンポジウム
何が変わった? 国語の授業はどう変わる?
新学習指導要領改訂のポイントを考える
コーディネーター 冨山哲也(十文字学園女子大)
シンポジスト 鹿毛雅治(慶應義塾大)
黒田英津子(河津町立西小)
杉本直美(文部科学省)     [五十音順]

    新学習指導要領では,内容が〔知識及び技能〕と〔思考力,判断力,表現力等〕に整理され,「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められました。3領域の枠は残りましたが,いったい何が変わったのでしょうか。そして,国語の授業には,どんな変化が求められるのでしょうか。このシンポジウムでは,教科調査官に学習指導要領改訂のポイントを確かめるとともに,皆様からの事前質問をもとに,改訂による授業や学校の変化に迫ります。


13:00〜15:00 ワークショップA [小](定員50名)
友達と学ぶって楽しい!
――  協働的な学びを実現する交流・対話とその評価
松木正子(前十文字学園女子大)
黒田英津子(河津町立西小)

    自分のことばで話したり書いたりすることの楽しさや,互いに交流することの喜びを味わい,感じる。そんな子どもにするためには,子どもたちが相手のことばに反応し,関わりをもとうとするよう,活動を工夫することが大切です。本ワークショップでは,話し手と聞き手の双方向のやりとりが可能になるスピーチ活動や,子どもたちが夢中になる話し合い活動のポイントを考えていきます。また,明日の授業にすぐに使える実践例を交えながら,評価のポイントを探りたいと思います。
 
ワークショップB [小](定員50名)
子どもを揺さぶり続ける物語の授業づくり
青山由紀(筑波大学附属小)

    一人の子どもの発言に,「同じでーす」の声。そんな教室を見かけませんか。「同じでーす」と言った瞬間に,子どもたちは考えることをやめます。「主体的・対話的で深い学び」を実現するには,子どもが自ら追究したくなるような課題や,一度は安定したと思ったところに揺さぶりをかけるような発問が必要です。文学的文章の読みの授業で,思わず考えてしまう,他の人の考えを聞きたくなる,自分の考えを言いたくなるような課題や発問,授業づくりについて考えます。
 
ワークショップC [中](定員50名)
協働的に課題解決する力の土台づくり ――  話す・聞く・対話する
宗我部義則(お茶の水女子大附属中)

    子どもたちの対話する力や話し合う力を育むために,どんな指導をしていますか?協働的に課題を解決する力の育成が求められている今,話し,聞き,そして対話する力を育むことは,その大切な土台づくりになるはずです。本ワークショップでは,話すこと・聞くことの基礎指導や対話指導の事例を紹介します。書くことの指導との関連も視野に入れながら,対話する力を育む話すこと・聞くことの指導についていっしょに考えてみましょう。
 
ワークショップD [中](定員50名)
子どものやる気を生み出す
――  「読むこと」の単元開きをどうしていますか?
藤森裕治(信州大)
甲斐利恵子(港区立赤坂中)

    「初めが肝心」という言葉があります。単元の初めに子ども達が「学びたい!」と思ってくれたら最高ですね。「教科書にあるから次はこれ」から,「こんなことに挑戦しようと思うけど,どう?」に切り替えてみたらどうでしょうか。教師も子どももわくわくできる「読みの単元の始まり」です。いわば,教師による「学びのプレゼン」に挑戦してみましょう。主体的な学びのスタートをめぐって,皆さんと力を合わせて考えてみたいと思います。
 
ワークショップE [小・中](定員50名)
自分の「ことば」を増やす授業  ――  これからの語彙指導
森山卓郎(早稲田大)
達富洋二(佐賀大)

    語彙とは,「語の集まり」のこと。私たちは,言語生活の中で,必要な語や語句を身につけ,それを使いながら語感を磨き,語彙を豊かにしていきます。新しい学習指導要領では,語句の量を増し,語彙を豊かにすることが求められています。そのために,日々,どのような授業を行っていけばよいのでしょうか。本ワークショップでは,主体的・対話的で深い「語彙」の学びの在り方について,皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
 
ワークショップF [小・中](定員50名)
思考力・判断力を育てる「第三段階の読み」の授業
田中洋一(東京女子体育大)

    新学習指導要領では,指導事項を〔知識及び技能〕と〔思考力,判断力,表現力等〕に分けて示しています。ここからもわかるように,これからの国語科では,課題提示や発問の段階から,育てたい力を明確に意識する必要があります。本ワークショップでは,「読むこと」の領域で「思考・判断」の力を育成するために,書かれている内容に対して評価・吟味・選択・補充などの活動を取り入れた「第三段階の読み」を提案します。説明的文章,文学的文章の指導事例も紹介します。


13:00〜15:00 特別講座 (定員100名)
児童・生徒全員で「わかる」「深まる」授業のユニバーサルデザイン
小貫 悟(明星大)プロフィール

    授業のユニバーサルデザイン(以下,授業UD)は,教室にいる児童・生徒全員が参加できる授業づくりを目ざしています。「だれもがわかる授業」と,「主体的・対話的で深い学び」とがつながれば,教育現場の基本的な柱となり,教育実践の視点となるでしょう。本講座では,授業UD の基本な考え方や取り入れ方を,実践例とともにご案内します。授業UD から「深い学び」の実現について考えましょう。
講座Ⅰ [小・中](定員40名)
体験しよう!これからの授業に生きる
「タブレット端末×デジタル教科書」
中川一史(放送大)
石川 等(身延町立下山小)

    新学習指導要領では,「情報の扱い方に関する事項」が新設されました。本講座では,今注目される「情報の扱い方」の学習も視野に入れた,「タブレット端末×デジタル教科書」の活用方法をご紹介します。「紙の教科書があるのにどうしてデジタル教科書が必要なの?」と思われている先生方,ぜひ「これからの授業」を体験してみませんか。
講座Ⅱ [小](定員40名)
国語の授業づくりを学び合おう ――  はじめから,そして,ていねいに
安田恭子(元新宿区立西戸山小)

    授業づくりの入門講座です。子どもたちが仲間とともに楽しく学びを深められる――  そんな授業を,みんなでいっしょに考えていきます。変化する時代の流れとあふれる情報の中にあっても,「身につけたい力を明確に」「児童の実態把握を適切に」「教材の何をどう指導するかを吟味して」といった授業づくりの原点は大切にしたいものです。地に足のついた「ことばの学び」を目ざして,ひとつひとつ学び合っていきましょう。


15:10〜15:20
(南校舎ホール)
展望
「私たちのために学ぶ」視点を整理する
甲斐雄一郎(筑波大・「ことばと学びをひらく会」副会長)プロフィール

    新しい学習指導要領における課題としての「社会に開かれた教育課程」というとき,学習の結果は個人個人にのみ還元されるものではなく,学級内で,あるいは学級をこえて共有されるものとして理解することが必要になりそうです。しかし「伝え合う力を高める」ことを目標としてたいせつにしてきた国語の授業では,そのことは課題として共有されてきているはずです。こうした「私のため」のみならず,「私たちのために学ぶ」という視点をめぐって,先人の見解に依拠しつつ本会での達成を整理したいと思います。


15:20〜16:40
(南校舎ホール)
記念鼎談
空色のタクシーに乗ったぐりとぐら,のはらうたをうたう
あまんきみこ(作家) プロフィール
工藤直子(作家) プロフィール
中川李枝子(作家) プロフィール

    児童文学者・詩人である与田凖一氏との出会いが契機となり童話の世界へ入った,あまんきみこさん。コピーライターとして活躍していたさなかに初めての詩集を自家版として作った,工藤直子さん。児童文学作家・翻訳家の石井桃子氏に作品を読んでもらったことがきっかけで作家活動に入った,中川李枝子さん。長い作家生活の中で三人が生み出された数々の作品たちは,時を超えて,多くの子どもたち,そしてかつて子どもだった大人たちを魅了しています。今大会では,世代の近いお三方に,「物語や詩を生み出すこと」「子どもを描くこと」などについて存分に語っていただきます。


16:40 閉会