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 第8回大会のご報告

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明日から使える高学年・読むことの授業 実践編
 高学年では,どのような読みの力をどのようにつけたらよいのでしょう。まず,説明文と文学,それぞれつけたい力について,6年間の系統の中でとらえることが必要です。読みの力の系統と言語活動との関係をふまえて,実際に教材研究を行い,授業の構想を練りました。

ワークショップの流れを紹介します。
「読むこと」の系統性をとらえる
 
「読むこと」の系統性をとらえる
 
「読むこと」の系統性をとらえる
 はじめに,講師の青山先生から,説明文と文学,それぞれの読みの系統性について説明していただきました。
 高学年の授業づくりを考えるためには,子どもたちが,低学年や中学年で,どのような力をつけてきたのかを確かめることが必要です。それを踏まえたうえで,発達段階に応じたねらいを考えることの大切さが分かりました。

豊富な実践から学ぶ
 低学年や中学年を中心に,実際の教材を使って,高学年の子どもたちがどのような学習を積み重ねてきたのかを確かめました。その説明の中で,青山先生が授業をしたときに,どのような発問をしたのか,そのときの子どもたちの反応はどうであったかについても教えていただきました。
 例えば,中学年の説明文では,「分類・整理の思考に関わる学習をします。観点別に教材文を色分けすることで,論の展開や述べ方に気づかせるといった,具体的な指導方法もご紹介いただきました。

授業展開を考える  
授業展開を考える
 いよいよ,実際の教材文を使って,教材研究に取り組みます。
 参加者は,高学年の説明文教材である「天気を予想する」「『鳥獣戯画』を読む」,文学教材である「大造じいさんとガン」「海の命」の中から1教材を選び,グループに分かれました。
 グループごとに,教材の特徴を見極めながら,授業展開を考えていきます。指導のねらいに照らし,どのような言語活動を仕組んだら効果的かといった単元構成や,課題などを考えていきます。
 これから,その教材を使って授業をするという先生も多く,どのグループでも,活発な議論がかわされていました。
 青山先生は,それぞれのグループをまわりながら,先生方からの疑問に答え,具体的なアドバイスをされていました。
発表  
発表
 まだまだ議論はつきないようでしたが,ワークショップ終了の時間が近づいてきました。
 最後に,いくつかのグループの代表の方に,ここまでの話し合いの様子を,発表してもらいました。それぞれのグループから,授業内容を具体的に考えたり,ふだん感じていた疑問についてアドバイスし合ったりしたことの報告があり,充実したワークショップであったことが伝わってきました。
【講師の先生のひとこと】
青山由紀先生  
青山由紀先生
 「これからこの教材で授業を行うんです」という先生方が多く,気迫の教材研究と授業づくりが行われました。もっと時間が欲しい,というのが正直な感想です。
 最後のグループ発表の単元構想アイデアは,参加者全員のお土産となりました。