line decor

 第7回大会のご報告

line decor

明日から使える「説明文の授業づくり」のアイデア
 説明文の授業では,何を,どのように教えたらよいのでしょう。ワークショップBでは,そうした疑問を解決するような「説明文の授業づくり」のアイデアを学びました。小学校6年間の説明文でつけたい力を系統的にとらえ,実際の説明文教材を使って,授業の展開や工夫を考えました。

ワークショップの流れを紹介します。
系統性をとらえる  
系統性をとらえる
 はじめに,講師の青山先生から,説明文の系統性についてご説明いただきました。
 「授業づくり」は,小学校6年間の説明文でつけたい「読みの力」を系統的にとらえることから始まります。さらに,学習用語や論の展開などの系統性も確かめます。
 子どもたちが,今までどのような力をつけてきたのか,次にどのような学習をするのかを見通し,発達段階に応じたねらいを明確にする必要があることが強調されました。

授業づくりのアイデアを学ぶ  
 
 
授業づくりのアイデアを学ぶ
 
授業づくりのアイデアを学ぶ
 さらに,青山先生は,実際の教材文を使って,具体的な「授業づくり」のアイデアを紹介してくださいました。
 文章を上下段に分けて見せたり,表やマトリックスにまとめたりといった工夫によって,思考を整理することができます。

 青山先生の豊富な実践の中から学んだ後は, 3年「すがたをかえる大豆」を使って,グループワークに取り組みました。この教材文の中では,どのような順番で事例が書かれているか,グループで話し合いました。普段は,指導する立場にある先生方が,子どもの目線に立って,教材文と向かい合います。
 ここでは,観点別に色で分類することで,教材文の論の展開が見えてくることを実感することができました。
 その中で,青山先生が,「学習者の意識に立ち,子どもたちの知的好奇心を大切にした導入を考える必要がある」とおっしゃっていたことが印象的でした。
授業展開を考える  
授業展開を考える
 次は,いよいよ,授業展開を考えるグループワークです。グループごとに,実際の教材文を使って,単元に合う言語活動や授業の工夫を考えます。
 1年「じどう車くらべ」,2年「おにごっこ」,3年「かるた」,4年「ウナギのなぞを追って」,5年「天気を予想する」,6年「『鳥獣戯画』を読む」の6教材が用意されました。
 参加者は,教材ごとにグループに分かれ,話し合いを始めます。どのグループからも,活発に議論する声が聞こえてきました。
発表  
発表
 あっという間に,グループ発表の時間です。
 各グループから,デジタル教科書を使った導入や読書活動につなげる授業展開など,さまざまなアイデアが提案されました。
 それぞれの提案について,青山先生から具体的なアドバイスをいただくこともできました。
 ワークショップを終えた参加者の表情からは,充実した時間を過ごされたことが伝わってきました。参加した先生方は,明日から使えるような授業づくりのアイデアを,たくさんもち帰ることができたようです。
【講師の先生のひとこと】
青山 由紀先生  
青山 由紀先生
 学年別に分かれて説明文の授業づくりを行い、 「すぐに実践してみたい」「説明文の授業が楽しみになった」というお声をたくさんいただきました。
 授業づくりの楽しさを共に味わうことができましたこと、感謝申し上げます。