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 第5回大会のご報告

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ワークショップC/教科書に学ぶ新聞の読み比べのポイント
 教科書には, 「新聞」の写真比較や記事比較,社説比較が取り上げられています。ワークショップCでは,情報の送り手(新聞社側)からの解説も交えながら,多様な情報の宝庫である新聞ならではの,多面的,複眼的な思考につながる「読み比べ」のポイントを学び合いました。最後に敬老の日の新聞を使い,コラムを書くという発信者の体験もすることができました。

ワークショップの流れを紹介します。
学習指導要領と新聞  
学習指導要領と新聞
 元毎日新聞の記者で,現在NIEのコーディネーターをされている赤池さんによる解説からワークショップが始まりました。
 新聞の基礎知識やNIEの歴史,新しい学習指導要領の中で,どのように新聞が扱われているかなどについて学びました。社会の中での新聞の役割についても話された赤池さん,新聞に対する熱い思いが伝わってきました。
教科書の中では……  
教科書の中では……
 今年の4月から使われている小学校の国語教科書,来年から使われる中学校の国語教科書の中で,どのように新聞が扱われ,どんな力をつけようとしているのかについて学びました。
 読み比べの教材が多く,どのような点に気をつけて読み比べを行えばいいのか,読み比べを通して身につけたい力についての説明がありました。
新聞とテレビのニュースを読み比べる  
新聞とテレビのニュースを読み比べる
 新聞とニュース,それぞれ「敬老の日」をどう取り上げているのか。9月19日(日)の朝刊と,当日夜19時のテレビのニュースを読み比べる体験をしました。
 今年は台風が接近しており,テレビのニュースでは,トップニュースが台風に関する情報で,その後,全国各地の敬老の日の様子が報道されました。新聞では,早めに行われた敬老会のひとコマを撮った写真を一面に掲載している新聞社もありました。
 また,テレビの映像と新聞と,異なるメディアから発信される情報を比べるときのポイントを参加者の皆さんといっしょに確認しました。
敬老の日をテーマにコラムを書く  
敬老の日をテーマにコラムを書く
 引き続き,敬老の日の新聞を参考にしながら,今度はコラムを書いていただきました。新聞記者の立場から,教師の立場からなど,立場を自由に選んで「敬老の日」についての文章を書いていく参加者の先生方。
限られた時間の中,真剣なまなざしで原稿用紙に向かわれる姿が印象的でした。さあ,どんなコラムが生まれるのでしょうか。
交流そして……  
交流そして……
 書いたコラムは,グループになり,お互いに交流をしました。時間内に書き上げられなかった先生も,どんな立場でコラムを書いていったのか話をしています。
 そして,最後に……ワークショップに参加されていた,現役の新聞記者の方,講師の赤池さんにそれぞれ書き上げたコラムを披露していただきました。
 "やっぱり新聞記者はちがう" 読み上げ後に「おおー。」という感嘆の声がもれていました。
【講師の先生のひとこと】
赤池 幹先生  
赤池 幹先生
 新聞の役割,読む意味,読み方などをさらっと話した。その後,みんなでコラムを書いた。いきなり拙文を読まされて恥をかいた。教訓…油断大敵。先生方のコラムを聞きたかったが時間切れ,残念!
臼井淑子先生  
臼井淑子先生
 「コラムを書く」という記者体験に,真剣にお取り組みいただき,さらに,現役記者の方々にもコラムを発表していただき,感動いたしました。皆様のコラム発表時間を確保できたらばよかったと,残念に思っております。
植田恭子先生  
植田恭子先生
 池上彰氏の文章を検証する形で,新聞とテレビの情報を比較しました。時間の関係で細部の考察は出来ませんでしたが,24年度版教科書による学びに生かしていただけましたら幸いです。