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 第2回大会のご報告

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ワークショップD/「読むこと」を活用した「書くこと」の授業
ワークショップDでは,教科書に掲載されている「白いぼうし」(光村4上)を使いながら,「白いぼうし」を読んでどのような「書くこと」の学習につなげるかや,その学習によってどのような力を育てていくかについて,グループワークを通して考えていきました。
自己紹介は実践の報告で  
自己紹介は実践の報告で
はじめに,松木先生から,ワークショップの概要説明をしていただきました。その後,参加の先生方お一人お一人に,「読むこと」の学習を「書くこと」の活動へつなげる指導について,これまでの実践を紹介していただきました。自己紹介もかねた実践の紹介は,一人1分。短い時間の中で,さまざまな実践が詳しく紹介され,ほかの先生方の実践を熱心に聞いたりメモにとったりする姿が見られました。
「読む」と「書く」をつなぐときに大切なこと  
「読む」と「書く」をつなぐときに大切なこと
参加の先生方の実践報告を受け,黒田先生と松木先生から,「読むこと」から「書くこと」の学習へつなげるときには,その活動で子どもたちにどんな力を身につけさせるかや,子どもたちがその活動を通して何を学ぶことができるのかを明らかにすることが大切であるというお話がありました。
これらをふまえ,早速,グループワークの開始です。先生方には,四人一組になっていただき,「白いぼうし」からどのような「書く」活動につなげていくかについて考えていただきます。
グループで話し合う  
グループで話し合う
「ここではこう書かれていて,こっちでは…。」「あっ,本当だ。」――グループで教材分析をする中で,新たな発見をされた先生もいたようです。教材文に線を引いたり印をつけたりする姿も多数見られました。松木先生と黒田先生が見つめるなか,初めは遠慮がちだった話し合いも,次第に打ち解け,いろいろな「書く」活動のアイデアが飛び交いました。まだまだ話し足りないというところで時間終了となりました。
いよいよ発表!  
いよいよ発表!
いよいよ発表の時間です。グループの代表の先生が発表し,ほかの先生方が補足するという形で,5グループそれぞれが考える「読むこと」を活用した「書くこと」の授業が提案されました。色彩表現の豊かさに着目する案,登場人物の人柄を叙述に即して読み,続きの物語を書く案など,工夫をこらした「書く」活動が次々に発表されます。そんななか,「女の子はどこへ行ったのか」について考えさせたうえで,ちょうになりきって松井さんにあてた手紙を書かせる,という活動を提案したグループからは,作品例として考えた手紙の読み上げもあり,会場からは拍手がわきおこりました。
講師の先生の実践に学ぶ  
講師の先生の実践に学ぶ
参加の先生方の発表の後,松木先生と黒田先生から実践の紹介がありました。実際の児童の作品を見せていただきながら,登場人物になりきって日記を書く,まとめとして新聞を作る,詩の翻作をする,などの活動が紹介されました。書かせる作品の大きさ・分量を児童に負担のない程度にすることや,書かせる際に条件を与えること,教材文を根拠にしながら書かせること,児童一人一人の力に応じて,その児童なりに表現できるようにすることなど,「書く」活動の指導のポイントも示していただきました。 最後に,ワークショップに参加されていた講師の内田伸子先生から講評をいただき,あたたかい拍手に包まれながら120分のワークショップは終了しました。
【講師の先生から一言】
松木 正子 先生  
松木 正子 先生
新卒の先生からベテランの先生,大学の先生と,経験の異なる先生方に「白いぼうし」を使って何を書くか,どのような力になるか考えていただきました。最初は緊張気味の様子でしたが,次第にうち解け,和気藹々と熱心に話し合い,時間が足りなくなりました。報告も,個性的でした。これからの教材研究に役立つといいと考えています。
黒田 英津子 先生  
黒田 英津子 先生
内田伸子先生,藤森裕治先生にも参加していただき,豪華メンバーでのワークショップとなりました(その分緊張しましたが・・・)。参加された先生方からたくさんのアイデアをいただき,私自身,たくさんの勉強をさせていただきました。ありがとうございました。