line decor

 第2回大会のご報告

line decor

ワークショップB/国語科の授業で育てる論理的な思考法
新聞や教科書の文章を構造的にとらえ、これらを鳥瞰的に見る手法を学んで即席プレゼンテーション作りにつなげるワークショップです。「読む」ときに論理の構造をつかむ手法を、「書く」「話す」活動に活かす手順を体験することができました。
ワークショップスタート! 班長を決めよう  
ワークショップスタート! 班長を決めよう
名簿で座席を確認して座ります。4人ずつの班が8組できました。各班の班長は進行役となります。参加の先生方は小学校6年生になりきって取り組みました。
論理を目で見えるようにしてみよう  
論理を目で見えるようにしてみよう
まずは栗田先生の授業。新聞紙面の構成要素を確認していきます。次は国語の教科書の説明文です。小学校3年「ありの行列」から中学校3年「メディア社会を生きる」までの構成要素を確認します。学年が高いほど言葉は難しくなりますが、仕組みは3年生の教材と同じです。
論理を図で表そう  
論理を図で表そう
塩谷先生にバトンタッチ。読むこと(説明文)と、話すこと(プレゼンテーション)と、書くこと(ガイドブック・レポート)の論理のしくみは同じであることを確認しました。このステップでは論理を図にすることで目で見えるようにすることを学びました。
論理の交通整理をしよう  
論理の交通整理をしよう
ここでは、論理の交通整理をしようと、スーパーマーケットや図書館の例から情報のツリー構造を学びました。この仕組みがわかると、話し方や読み方が変わってきます。常に情報を鳥瞰的に見て、構造をつかむことがポイントです。
即席プレゼンテーションを作ろう  
即席プレゼンテーションを作ろう
いよいよ即席プレゼンテーションを作ります。プレゼンの手順を各班の班長に説明。その後各班で作業に入りました。まず、資料を読み込んで情報を取り出します。次に取り出した情報の中から班の仮テーマを決めます。そして、決めたテーマに沿って発表する役割を決めました。
話し合ってプレゼンの構成を考えよう  
話し合ってプレゼンの構成を考えよう
テーマの設定理由、資料から読み取った事実とわかったこと、それらの資料から導き出した主張の順で発表内容を作っていきます。発表に向けてキーワードなど大事なことはメモを取りますが、「原稿を作ってはいけません」と注意を受けました。
作ったプレゼンテーションの発表をしよう  
作ったプレゼンテーションの発表をしよう
資料を提示(拡大)しながら発表します。当然ですが、順番が後ろの班のほうが上手に発表できます。 「小学生でも短時間で調べて発表することができ、その力を身につけるための基礎的な手法として論理の構造を知ることが大事」と、即席プレゼンを通して実感することができました。
【講師の先生から一言】
塩谷 京子 先生  
塩谷 京子 先生
構造化というフィルターを通すと、今まで別のものに見えていた「説明文を読む」「レポートを書く」「プレゼンテーションをする」という活動が似た構造であることに気付きます。構造化は、論理的な思考の基礎であると考えております。参加者には、この過程をぜひ体験していただきたいという気持ちで、ワークショップに「即席プレゼンテーション」を取り入れてみました。予定より、ゆとりをもって進めることができたのは、熱心に取り組んでくださった皆さんのおかげです。ありがとうございました。
栗田 柄子 先生  
栗田 柄子 先生
これまで自分自身も「中学校での説明文指導って何を教えればいいのだろう」と思っていました。しかし今回、小3から中3までを縦に見ることで「小6までにやったことを繰り返せばいいのだ!」と確信しました。あとは実践のみ。授業を通じて、生徒にもこの仕組みを教えていきたいです。
初めてのワークショップは緊張しましたが、参加してくださった方々の反応がよく、助けていただきました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。