line decor

 第1回大会のご報告 >> ワークショップB

line decor

 
 
 

松木正子(お茶の水女子大学附属小学校) 黒田英津子(下田市立浜崎小学校)
 
ワークショップBでは,教科書に掲載されている物語や説明的な文章を児童の読書活動に広げていく工夫や,読んだ本を楽しく紹介し合うための工夫について,実践報告とワークショップを通して学びました。
 
 
実践報告に学ぶ
はじめに,黒田先生より,低学年と高学年での,読書活動のご実践を紹介していただきました。ただ「たくさん読みなさい」と言うのではなく,読んだ作品についての発信の場をもたせるとよいなど,児童の発達段階や実態を大切にした取り組みに,フロアの先生方からは,日常的にかかえる指導の悩みを相談する声や,紹介した実践をもう少し詳しく教えてほしいという声が上がりました。
   
ワークショップで学ぶ その1 −松木先生の読書紹介−
続く松木先生による読書紹介のワークショップでは,はじめに先生ご自身が,持参された本を用いて読書紹介の見本を見せてくださいました。その中で,児童に読書紹介をさせる際には,紹介の際の観点をいくつかもたせてやるとよいこと,キーワードを書いたカードを傍らに立てて発表させるとよいことなど,読書紹介活動をさせる際の工夫が紹介されました。
   
ワークショップで学ぶ その2 −作業開始!−
先生方には4,5人で一組になっていただき,松木先生の見本をもとに,ご持参の本を紹介し合っていただくことになりました。発表のための時間は一人2分。松木先生からは,児童に「2分程度で」などと指示する際,それが実際どのくらいなのか,教師が体感しておくことも大事だというお話がありました。紹介に使うカードを作るための画用紙とマジックが配られると,本をめくりながら,黙々と作業を進める姿が見られました。
   
ワークショップで学ぶ その3 −発表−
松木先生の合図とともに,各グループで本の紹介が始まりました。表紙を見せたりページをめくったりしながら,思い思いにおすすめの本を紹介します。発表者に質問をしたり,紹介された本の書名を書き留めたりする姿も多く見られました。黒田先生と松木先生もいつの間にか輪の中に…。あちこちで拍手が上がり,和やかな雰囲気の中,発表が進みました。
   
こんな場面もありました
ワークショップ終了間際,ご参加の先生の中のお一人が,黒田先生の実践を参考に進めてきたという,校内研の報告をしてくださいました。またある先生は,読書活動に有効だという本の情報を提供してくださいました。「ことばと学びをひらく会」が,このように,全国の先生方の交流の場,情報交換の場として有効に機能していけばいいな,と感じた場面でした。