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第11回研究大会のお礼
高木まさき

  「ことばと学びをひらく会」会長    髙木まさき(横浜国立大学)


 「ことばと学びをひらく会」第11回研究大会(文部科学省・言語教育振興財団後援)を,本年10月21日(土)に例年と同様,東京都港区の慶應義塾大学三田キャンパスをお借りして開催いたしました。
 今年は,台風の接近する中,全国から多くの先生方,そして教師を目指す学生さんなど,昨年の記念大会の参加者を超える650名以上の皆様方から申し込みがあり,たいへん充実した時間を過ごすことができましたこと,心より御礼申し上げます。一方,キャンセル待ちまでしていただきながら,ご参加いただけなかった皆様方には,心よりお詫び申し上げます。


研究大会の様子


 さて今回は,大会テーマを「新学習指導要領『国語』がめざす学力とは何か ―― 『主体的・対話的で深い学び』をどう実現するか」とし,次期学習指導要領において重要なキーワードとなっている『主体的・対話的で深い学び』を切り口に,これからの国語科の授業づくりの具体的な在り方について,皆さんとともに考えました。午前中のシンポジウムでは,新学習指導要領のポイントについて,教科調査官の杉本直美先生を交えて,研究者,教師などそれぞれの立場から,考えを深めて参りました。
 また午後の記念鼎談では,「空色のタクシーに乗ったぐりとぐら,のはらうたをうたう」と題して,国語教科書に人気の高い長寿教材を提供されてきた作家の,あまんきみこ先生,工藤直子先生,中川李枝子先生にご登壇いただき,工藤先生の司会で,たいへん楽しい,しかし深く考えさせられるお話を聞くことができました。三人の先生方には,そのお人柄まで伝わるご自身の作品の朗読までしていただき,作品への理解が,より深くなったように感じました。
 各種のワークショップ・講座はいずれも満員となりましたので,運営上行き届かない面もあったことと存じますが,大会アンケートでは,今年も多くの皆様方から充実した時間を過ごせたとのメッセージをいただきました。ありがとうございました。本大会での学びが,ご参加の先生方や学生さんの未来に少しでもお役に立てれば,そしてそのことで,子供たちの学びも豊かになれば,幸いです。

 本会は,「ことば」と「学び」を他者と未来に向かって「ひらく」ことのできる学び手を育てるために,参加者が互いに学び合える場であることを目指しています。これからも,皆様とともに,明日の教育について考えを深めていけることを願っております。

※第11回大会の報告は,後日アップいたします。